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バビロン捕囚で破壊されるエルサレム〇旧約聖書「列王記Ⅱ」20

学びたかったことシリーズ「宗教」から旧約聖書を紐解いています。前回の「列王記Ⅰ・後半」では、ソロモンが死にレハブアムとヤロブアムによってイスラエル王国が2つに分かれました。北イスラエル国とユダ国は王が代々変わりながら争いを続けていました。今回は「列王記Ⅱ」です。
2国の争いが続く中、ペルシャ帝国のバビロンを治めるネブカデネザル王によってエルサレムが破壊されてしまいます。

 

バビロン捕囚

王が何代にも入れ替わり、北イスラエル国はホシェア王の代に滅亡してしまいました。
しかしユダ国は存続していました。

18代目エホヤキム王がエルサレムでユダ国を治めていると、ペルシャ帝国のバビロンを治めるネブカデネザル王が攻め入ってきました。

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ペルシャ帝国のバビロンを治めるネブカデネザル王(Wikipediaより)

当時18歳と若かったエホヤキム王は、3年間ネブカデネザル王のしもべとなりましたが、神のきまぐれで死んでしまったため息子のエホヤキンがエルサレムの王となりました。

 

ある時ネブカデネザル王はまたエルサレムにやってきました。当時18歳のエホヤキンは降伏し捕虜にされてしまいます。
ネブカデネザル王はエルサレムにある財宝や金の用具などすべてを奪い、職人・兵士・鍛冶屋・有力者の全てを捕虜として連れて行ってしまいました。このエルサレムにいた人々を連れて行った事件が「バビロン捕囚」と言われます。

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バビロン捕囚(Wikipediaより)
貧しい民しか残っていないエルサレムでは、エホヤキムの叔父であるゼデキヤが王となりました。


エルサレム破壊

ゼデキヤは王になって9年目の時、ネブカデネザル王に反逆をします。
しかし勢力のあるネブカデネザル王にエルサレムを包囲されてしまいます。
包囲のせいでエルサレムはさらに飢餓に陥り、耐えきれず外へ逃げ出す兵士が多くなりました。
弱っている!チャンスだ!と思ったネブカデネザル王はエルサレムに攻め入り、ゼデキヤ王を殺したのです。戦略家ですね。

ついにエルサレムはネブカデネザル王によって家が焼かれ、城壁が破壊されてしまします。これがエルサレムの破壊です。

ネブカデネザル王はエルサレムから金銀・青銅を持ち去りました。さらに貧民に「ブドウ畑を作れ!」と命令し農夫として働かせました。農夫のリーダーとしてゲタルヤと言う男が任命されました。彼は「バビロン王に尽くそう!」と説いたため、それをよく思わなかったイシュマエルと言う男に殺されてしまいます。イシュマエルは報復を恐れてエジプトへと逃げていきました。


新バビロン王エビル

エホヤキンがバビロンに捕虜として捕まってから37年経っていました。新しい王のエビルはエホヤキンを牢屋から解放し、優しい言葉をかけて優遇しました。
エビルはエホヤキンのその後の生活費全てを支給したのです。

 

ここで「列王記Ⅱ」は終わりです。ペルシャ帝国のバビロンによって歴史的事件の「バビロン捕囚」がおこり、エルサレムが破壊されてしまいました。次回からは「エズラ記」です。エルサレムの宮殿を再建しようとする話です。ではまた次回。

 

 

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