1人で初海外に来た私、タクシーガイドのニハールと共にドキドキワクワクの旅が始まります。
朝7時にホテルで朝食を食べます。
朝食は普通の洋食でトーストやブルーベリーヨーグルト、スクランブルエッグがありました。
まだ外国の食事が不安なのでオーソドックスなメニューで。
テラスの外での食事は風が心地よいです。
アヌラダープラ
8時にニハールが迎えに来てくれました。
本日最初はアヌラダープラという有名な寺院に向かいます。
車内ではニハールがスリランカについて教えてくれました。
スリランカ(Sri Lanka)の由来はスリ→美しい、ランカ→島国という意味だそうで、1972年にセイロンからスリランカに国名が変わったそうです。
人口の6割が仏教信者で、スリランカの第一宗教になっています。
2時間ほどで一度トイレ休憩を挟みます。
ここが休憩所。
海外でトイレに行くと、日本のトイレがいかに最先端で美しくて綺麗なのかがよくわかります。
飲食店のトイレを貸してもらいジンジャービールを買います。
アルコールは入ってないですが美味しい!コーラみたいです。
休憩中に赤いアリが体に登ってきて噛まれてしまいました。
ニハールが払ってくれましたが、気付いたらアリがうじゃうじゃ。
アリってこんなに痛いのかと驚きました、海外の虫には注意ですね。
昼食はカレーバイキングです。
綺麗なテラスのお店で、野菜の猿がバナナを取って行ってしまうようなゆるさです。
ボーイさんがプリティ!と褒めてくれました。日本の若い女は結構好かれます。
私もインドや中東系の濃い顔が大好きなのでウィンウィンですね。
カレーは少し辛かったので、フルーツばかり食べていました。
フルーツはどれも美味しかったですが、パイナップルはひとつ食べただけで舌がヒリヒリするくらい酸味がありました。
野菜のスープが美味しくておかわりしました。
外観はこちら、アジアンテイストで綺麗です。
スリ・マハの菩提樹
また2時間ほど移動してアヌラダープラに到着です。ニハールガイドの本領発揮です。
寺院内は靴を脱いで靴下で入ります。
なんという靴下をはいていたんだ私は。うさぎさんです。
ピッカという菩提樹には日本の絵馬やおみくじのように名前が書かれた布がたくさん結ばれています。
右側の低い木がピッカです。
インドのブッダガヤの菩提樹から分け木された樹齢2000年の菩提樹は、攻め込まれたときに襲われないように他の木々の間にカモフラージュされて植わっています。
でもめっちゃ囲われてるからバレちゃうんじゃない!?
心配である。
頭を地面につけて熱心にお祈りしている人が沢山います。
ジャスミンの花がお供えされていて、私の名前の由来がジャスミンなので親近感が湧きました。
ジャスミンのお香もいい匂い。
右手に祈りの詰まった紐を巻いてもらい、おでこに石灰を塗ってもらいます。
そのおでこをピッカ(木)に当てて両手を添えて念じます。
するとパワーをもらうそうです。木が暖かかったです。
おでこに石灰。
祈りの紐は帰国してもしばらくつけていましたが、汚いって言われたので取りました(笑)
今は家につるしてあります。
神聖な場所のはずですが、現地のお兄さんにスリランカ版のLINEやってる?とナンパされました。そういうのはいいんだ(笑)
ニハールが止めてくれました。頼もしいボディーガードでもあります。
つくづくガイドを頼まなかったら大変なことになっていたと思います。
ルワンウェリ・セヤ大塔
こちらも靴下で入場です。
膝より上のスカートも入場NGな神聖な場所です。
スリランカは野良犬や野生の猿がとにかく多くて怖いです。
ニハールがいなかったらビビって前に進むこともできないと思います。
形がモスクみたいですね。丸っこくてかわいい。
白くて大きなドーム状の建物の中には大きなクリスタルがあると言い伝えられているそうです。
一年に一度石灰を塗り直す為、綺麗な白が保たれています。
大塔の周りにはスリランカでは聖なる象の像が360度ぐるりと取り囲んで置かれています。
ほら、よく見ると象がずらりとね。
大塔にむかってお坊さんが瞑想しています。
ここにもジャスミンの花が添えられていてお香が焚かれていていい匂いがします。
スリランカは全体的にいい匂いがします。
お香を買って帰りたいと思います。
中には入れませんが一周回って神聖な気持ちになりました。
ちなみに全然混んでないです。こんな感じ。人もいなくて観光しやすいです。野生の犬とサルが怖いけど。
イスルムニア精舎
こちらも靴下で入場します。
岩を削って作られた仏像は、横たわったネハンがいます。
でか!!
寝ている仏像なので寝伴と書くのかと思っていたら涅槃と書くのですね。
涅槃の意味を調べてみると、「一切の煩悩(ぼんのう)から解脱(げだつ)した、不生不滅の高い境地。転じて、釈迦(しゃか)や聖者の死。入滅。」と出てきます。
涅槃に入る、という風に使うそうです。
スリランカの言葉、シンハラ語で涅槃=ニルヴァーナです。かっこいー!
ちなみにシンハラ語はマジで全く読めません。
こちらの壁に書いてあるのがシンハラ語。丸文字で可愛いけどね。
アーユルヴェーダ
ここからまた2時間ほど移動してダンブッラに来ました。
日本人に人気の伝統スパ「アーユルヴェーダ」を体験します。日本円で6000円です。
アジアンテイストな広くて綺麗な敷地で荷物をロッカーに入れ服を脱いでオイルマッサージをしてもらいます。肩のツボがよくわかっている。
頭のマッサージやリンパを流したりとにかく全身やってくれます。
おでこにオイルを垂らすシロダーラも体験します。
オイルは暖かく一点に落ちて来るのではなく器と共にゆらゆら揺れて垂れてきます。
リラックスしすぎて寝ていました。
アーユルヴェーダはスリランカでは医療の一つとされていて、日本人向けにマッサージ施設ができたそうです。オイルが終わると20分ほどサウナに入ります。サウナで体の芯から温まったらシャワーで流して終わりです。
乾くと髪がサラサラです。最後にジンジャーティーをもらいさらに暖まります。
写真とか撮ってなかったー・・・。
アマヤレイクで宿泊
スリランカは都市部は発展していますが田舎は信号もなく道路も舗装されていない砂利道です。
野良犬がわんさかいて、家で飼っている牛が散歩に出ていて街で草を食べています。
なんというか、、、戦前の日本といったところでしょうか。
命を大切にする仏教の教えから野良犬には行政が餌を与えているようです。
スリランカの人たちの純粋で優しい人柄は仏教の教えの部分が大きいのでは無いかと思います。
本日の宿はリゾート感100点のアマヤレイクです。
物価が安いからこそ最高級の宿に泊まりたかった。安心だしね。
1人で1つのコテージはかなり持て余してしましました。
コテージまでは遠すぎるのでミニカーでスーツケースと共に運んでくれます。
これはプールその1。勝手に入っていいみたい。
夜になるとプールもライトアップされていて雰囲気抜群です。
これがプールその2。マジでもう一回行きたい。
チェックインするとウェルカムドリンクがふるまわれます。
フルーツジュースを飲みながら、めちゃ広いラウンジでのんびり。
夕食はホテルのバイキングです。
カレーがやっぱり辛くて食べられない、、。かぼちゃのスープとフルーツばかり食べました。デザートは渋めの紅茶とよく合います。ご飯はそんなに合わない。
コテージに帰ります。
じゃじゃん!!ソファが木!!!
こちらがベッド。クッションも可愛い。広々です。
広いお風呂でシャワーを浴びて、テレビをつけます。
1チャンネルしかなくて寂しいです。
Wi-Fiもまちまちでコンセントも何故か使えず携帯充電器で対応します。
こういう時に、電気が使えなくて困る!と交渉したり、訴えたりできないのがモヤモヤします。
自分の経験と知識がないばかりに、次の海外旅行は現地の言葉を少しでも覚えて臨みたいです。
明日は世界遺産のシギリヤロックに登り、スパイスガーデンでカレーを作り、世界遺産のダンブッラ仏教石窟寺院、宝石店やシルクのお店を巡ります。