🐘たびっこ動物🐅

毎月プチ旅行

フェズ旧市街地を観光・CTMバスでシャウエンへ。ダールスワイアのオーナーが優しかった!〇モロッコ旅行2日目

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年末に刺激を求めてモロッコまできた私は、部屋の乾燥で朝6時に目が覚めました。まだ真っ暗です。モロッコは日の出が8:30 頃と遅め。車がビュンビュン走るのにリヤド(宿のこと)は騒音なく静かでぐっすり眠れました。

 

8:00 リヤドで朝食

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主食はパンです。クレープとナンを足して割ったみたいなパンと、クロワッサンと丸いパン。おかずは無くてパンのみでした。モロッコは三食パンらしいです。

一緒にモロッコ名物ミントティーも飲みました。リヤドやお店で振る舞われることが多く、一緒にお茶することがモロッコ流コミュニケーションの取り方。ミントが強すぎると飲めないなぁと心配してましたが、その逆ですごく飲みやすい!紅茶が強めで後からほんのりミントが香るちょうどいい風味。既に砂糖が大量に入っているようでめちゃくちゃ甘いのも私好み。パンにも合う!

100%果汁のオレンジジュースも飲みました。オレンジをそのまま握りつぶした果肉入りの汁、健康になりそうな味で美味しかったです。クロワッサンもサクサクでした。普通のイチゴジャムで食べました。

 

朝食を食べていると一緒に来ていた友達の体調が悪化。朝から吐き気がするそうで、顔色もよくありませんでした。それまで食べていたものは同じはずですが、機内食か長距離移動かモロッコの空気感にやられてしまったのか…。リヤドで少しゆっくりしてから出発です。

小さめのリヤドでは、朝食をとりながら泊まっていた人達と交流できるのもいいところです。車で移動するカナダ人のおばさんが優しく話してくれました。カナダ治安もかなり良いみたいだし行ってみたいな、自然の国。

 

メディナ、フェズ・エル・バリ

9:00 旧市街地のメディナ、フェズ・エル・バリへ。

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ホテルから大通りまで歩いて流しの赤いプチタクを止めます。ブージュルード門までと告げると、乗りな!とジェスチャー。相変わらずの乱暴な運転でしたが、約10分で8ディルハム(80円)でした。安い!やっぱり昨日の駅前のプチタク勧誘は高かったなぁ。いいタクシーのおじちゃんでした。英語はあまり通じないようですが目印になるスポットを単語で言うだけで理解してくれます。

アラビア語で「メーターアーファク」がメーターお願い!という意味でタクシーに乗った時は使ってました。アラビア語が少しでも話せるとナメられにくいと思うので簡単なものは覚えていくといいです。現地の人とコミュニケーションとるのも旅の醍醐味ですからね。

 

ブージュルード門

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こちらがブージュルード門。メディナの入り口にあるフェズ最大の門。1913年に建造されました。青が鮮やかです。ここをくぐるとアラジンの世界のような迷宮都市が広がっています。

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ちなみに裏側は緑。模様は同じです。模様可愛い。

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メディナのお店が始まるのは9時頃からですが、今日は買い物の予定はなし。朝はあまり人がいなくて歩きやすいです。ブージュルード門から坂を下って進みます。迷っていると勝手に道案内されてチップくれと言われたり、しつこいナンパもいるそうですが、朝だからか強引な勧誘もされませんでした。

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歩いていると、日本人ツアーの団体に遭遇。迷子になると困るので着いて歩くことに。このフェズのメディナは地図アプリはほぼ通用しません。最悪助けを求められるので安心。

 

ネジャーリン広場

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ここはネジャーリン広場。ネジャーリンはアラビア語で大工たちという意味です。この広場は大工の仕事場があり、椅子や机を機械を使わずに手で作っているそう。朝なのでまだ広場感はなかったです。モザイクタイルの泉もありました。メディナの中にはモザイクタイルがあしらわれた水飲み場がたくさんあります。

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 こちらはネジャーリン・フンドゥーク。超でかい扉です。上の方彫刻綺麗。フンドゥークは宿という意味で、建設当時の18世紀頃は高級ホテルだったそうです。現在は修復され木工芸博物館になっています。10時からなのでまだ中には入れませんでした。

 

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メディナにはこういう看板はあるのですが、当然の如く私の役には立ちません。事前に二本のメインストリートと見たい場所を頭に入れてましたが、ここは方向感覚が働かない迷路です。方向感覚には自信があったのに、道が多すぎて複雑すぎる。京都みたいに真っ直ぐな道じゃないのですぐわからなくなります。以前行ったイタリアのヴェネチアも迷路でしたが、フェズはどの道も壁が高くて見渡せず、おんなじような道ばかりで絶対迷います。さすが世界遺産の迷宮都市。なんでこんな複雑なところで商売やってるんだ?(笑)

 

ザウィア・ムーレイ・イドリス廟

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これはザウィア・ムーレイ・イドリス廟。ザウィアは修道院のことで、9世紀の初めにこのフェズのメディナを作ったムーレイ・イドリス2世のお墓があるところです。フェズの守護聖人として、今でも民衆のアツい信仰対象のようです。イタリアでもそうでしたが、都市によって守護聖人が決まっていたりする海外の面白い文化。日本でいう戦国武将的な感じでしょうか?

異教徒は中に入れませんが入り口から見ることができます。このフェズのメディナで最も聖域な場所らしいです。観光客はマナーを守って粗相のないようにしなくてはですね。特に大事にされてる場所は。郷に入ったら郷に従って、文化や歴史を敬うべきだと思います。

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こんな装飾もメディナにいっぱい!

 

カラウィンモスク

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こちらはカラウィンモスク。二本のメインストリートの行き着く先にあります。9世紀にチュニジアから移住してきた裕福な商人の娘によって建てられ、学問の場所「マドラサ」と呼ばれました。イスラム神学だけでなく自然科学・医学・数学・化学・天文学・歴史・地理・言語など学ぶ大学へと発展し、各時代の学者やスルタン(イスラム教国の偉い人たち)・政治家たちが関わりました。12世紀には西洋のキリスト教文明の学者との文化交流の場としても使われた、歴史あるところです。

シンプル建築ですが、スペインのコルドバ風、アンダルシア様式の装飾がされています。

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現在大学としても使われます。

異教徒は中に入れませんが、外から見ることはできました。裏側まですごい!!白が基調でモザイクタイルが美しい!模様に魅せられることってなかなかないですよね。

 

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このメディナにはとにかくいろんなものが売っています。肉魚野菜などの食べ物があって、服や雑貨やカフェもあります。日本でいうイオンモールや百貨店が街で盛大に繰り広げられている感じです。

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歩いているとチャイニーズ?ジャパニーズ?と声かけられて勧誘されますが、「ラ!」(いいえの意味)と断り続けました。このモロッコの旅で、ラ!が1番使ったモロッコ語な気がします(笑)

ちなみにアラビア語とモロッコ語はまた違うのです。モロッコ語はアラビア語の方言やベルベル語、フランス語、スペイン語などいろんな言語が混ざり合ったダリジャという言葉です。なので、ただアラビア語を覚えればいいというわけではないのでまた難しい(笑)

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メディナはアラジンに出てくるような街並みでエキゾチックでした。歩くだけで目が楽しいです。いたるところにモザイクタイルの装飾があります。特に絨毯が吊るされている通りはモロカンテキスタイルと異国カラーでここにしかない景色。奥にそびえるモスクも存在感あります。

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建物の隙間から見える空が綺麗。エキゾチックだ。

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人が増えてくるとかなり歩きにくくなってきます。人だけじゃなくドンキーに荷物を載せて普通に運んでるのでびっくりする。こういう動物との暮らしいいですね。ちなみに朝食の余ったパンは家畜の餌になるそうです。

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人混みになって活気が出てくると、体調の悪い友達にとってはいろんな匂いが混ざり合って辛い場所です。とても観光どころじゃなさそうだったので早めに退散。メディナでうずくまってると大丈夫?椅子座りな!と休ませてくれたり、水を持ってきてくれたり、モロッコ人優しく温かいです。話してくる感じ、距離が近いんですね。それがウザい国と言われてしまうのかも。でも日本が冷たいと言われるのがすごくわかります。

 

メディナを抜けたところで、友達が吐いてしまったので海外で病気になったんじゃないかと焦ります。こういう時、病院に行くべきなのだろうか…。確かこの近くに日本人が経営するカフェがあったので助けを求めに行こうかとも考えましたが、一先ずリヤドへ帰ることに。メディナが激混みする前に来てよかった。

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ブージュルード門から入ったのですが、出てきたのはマルーク門?というところでした。全然雰囲気違う。

観光地メディナの近くだとタクシーが観光客価格になってしまうので、少し離れて流しのタクシーを拾うことに。リヤドの名前を伝えても分かってもらえなかったので、地図を見せて近くの公園「Amina」で通じたようです。いいよ!と言ってくれたので既に人が乗ってるタクシーに相乗り。

 

念のためスマホのGPSで場所を確認していましたが、大通りをリヤドと反対方向に行っている、、?相乗りの人を先に下ろすのか…?と思いましたが、ここがAminaだよ。と運転手。違うよ!地図のここに行きたい!今ここじゃん!とスマホ見せて言いましたが、ここがAminaだよ戻れないよ!と言われたので、もうここで降りるわ!とお金払って出てきました。

 

フェズの新市街を歩くこと20分、リヤドに到着。フェズの大通りは車通りも多いですが昼はカフェなどが空いていてのんびりしています。ですがカフェで女の人を見ることはなく男の人ばかり。イスラム教では女の人が目立つ場所に長時間いるのはよくないようです。

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ここは大通りのムハンマド五世通り。車通りが荒々しいですが広々です。

モロッコの道路は歩行者優先の認識はなく、車がビュンビュン通る道を見計って渡ります。最初は不安でしたが、慣れればできる。モロッコの人は堂々としていて走って渡る人はほぼいませんでした。

リヤドで友達を寝かせ、休憩を挟み、少し回復。ダールアリアネにサヨナラです。

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お出迎えスペースで写真撮ってもらいました。ゴージャス☆!

それから歩いて13分のCTMバス乗り場へ。既にチケットを買ってあるので、キャリーケースを預けるため荷物列に並びます。2人分で5DH。フェズのターミナルでは重さを測っていたので、重さで決まるのかな?

 

CTMバスでシャウエンへ

14:00 CTMのバスでフェズ出発

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バスに乗り込み時刻通り出発。シートは堅めです。モロッコの交通はめちゃくちゃ時間にルーズと聞いていたのですが、CTMや国鉄のONCFなど、整った機関はほぼ定刻通りだそうです。バスに揺られ揺られて4時間。途中トイレ休憩を挟みます。

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車窓からの景色はこんな感じ。荒野だったり緑だったり。高い山がないので広々しています。茶色い丘?岩山?初めて見るような景色。オアシスも発見しました。

 

バスは窓の外を見るか目を閉じていないと確実に酔うくらい、縦にも横にも揺れます。酔わない体質でよかったです。景色を眺めていると、道路の脇に立って手をあげてる人がたくさんいます。乗せて!とローカルなヒッチハイクをしているのかな?女性2人組や学校帰りの子供3人など、ヒッチハイクが日常茶飯事なのでしょう。タクシーも相乗りするぐらいだし、タクシーじゃなくても手でサインを出すと車は止まっていました。すごい。小さい頃からこうやって見知らぬ誰かに助けてもらいながら育つんですね。都市と都市の間を走るグランタクシーもありますが、地元の人はお金をかけずに地元の人に乗せてもらってるのかも。助けられたり手伝うことが当たり前なのは、まだ発展していないからだと思います。日本にも少なからずこんな時代もあったのではないかな。

 

18:00 オンタイムでシャウエンに到着

シャウエンの日の入りは18:30、日の出は8:30頃です。一泊して10時にシャウエンを立つ予定でしたが、日が出てから二時間しか街を見れないのは寂しいので、もう一泊追加して明後日の朝のバスを取ることに。

 

シャウエンのCTMのオフィスに並びチケットを買います。シャウエンは観光地なので英語通じました。カサブランカまで2枚のチケットを買ったところで、年内最後のドジをしてしまったーーー。明後日(1/2)というのを忘れて明日(1/1)の早朝のバスを買ってしまいました。やってもうたーー、、、再度列に並び直して、明後日のやつが欲しい!と言ったのですが、明後日はもう満席。とてもピンチ!!キャンセルできる?と聞いてもできないとのこと。ついさっき買ったばっかりじゃん!頼む!とお願いしてもダメでした。くそー!やってくれてもいいのに!すっかり日付の概念が飛んでいた。お金を無駄にしてしまった、やらかしたーー(泣)

 

ダール・スワイアに宿泊

ということで予定変更はなくなりました(笑)チケットの押し問答で20分以上バトルを繰り広げていたので、青いプチタクも全くいない。フェズは夜もビュンビュンプチタク通っていたのに、シャウエンにはプチタクが少ないのかな。仕方がないので、自衛隊訓練のような急な登り坂を登ってリヤドのある旧市街地へ。シャウエンの気温は4度と極寒。き、きつい…。でもずっと座りっぱなしだったし、身体がホットになるちょうど良い運動です(ポジティブ)。でもやっぱりキャリーが重くてめちゃくちゃキツい。

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60度くらいの急斜面だった気がする(錯覚)急斜面にあるシャウエンは立体的な夜景が綺麗でした。田舎の夜景ってまばらでいいよね。

 

体調悪い友達もきつい登り坂で死にそうになってる、、。旧市街地へ入る門をくぐると、次はめちゃくちゃ人が多い。キャリーを持って入るところじゃないなと思うのに、こんな混んでても普通にベビーカー押しててビビる。旧市街地の中は迷路なのでGoogleマップも動いてくれません。近くまでナビに従って進みますが、リヤドが見つからない。道に迷った風な雰囲気を出していると、店の前に座っていたおじさんが、どこのホテルだい?と聞いてきてくれました。ダールスワイアと告げるとこっちだよと道案内。めちゃ近くにあったのに見つけにくいんだよなぁ(笑)

 

リヤドのオーナーさんは気さくなおじさんでした。

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シャウエンらしいブルーが貴重なお部屋!(先に写真撮れよ)!カーテンやクッションやドアが可愛い。

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こじんまりしてますがティファールも食器もあって整っています。

 

友達が完全にダウンしてかなり苦しそうなので、このままどこにも行かずに休むことに。明日もうカサブランカに帰って病院に行くべきかも、、、ありったけの薬をあげましたが、海外での体調不良は何がどう効くのか全くわからない…。何が起こってるのかわからず不安です。頭痛・腹痛・葛根湯・体調整える漢方持って行ってましたが、整ってない国では不十分かも。体調悪い時用に、おかゆやご飯系の非常食もあると良かったです。あとポカリの粉とかあるといい。次に役立てよう。

 

私も非常食のドーナツとチキンラーメンをバリバリ食べて、シャウエンの観光を調べて就寝。寝ている間に年越ししてました。

 

みんな!セナ セイーダ!(アラビア語であけましておめでとう)

と覚えていきましたが全然通じなかった(笑)違ったのかな(笑)

そんなわけで2020年こんにちは!今年も地球の綺麗なところを旅をしていきたいと思います。

はじめてのフェズ刺繍: 表も裏も美しいモロッコ伝統の刺繍技法と図案
 

 

明日は朝からシャウエン観光!の予定ですが、どうなることやら、こういう先の見えない不安な旅も度胸がついていいですね。

 

naminori3.hateblo.jp

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