🐘たびっこ動物🐅

毎月プチ旅行

優しすぎるモーセはストレスが過労死レベル〇旧約聖書「民数記・前半」7

学びたかったことシリーズ「宗教」から旧約聖書を紐解いています。前回さらっとレビ記が終わりましたので、テンポよく「民数記」に行きたいと思います。長いので根気良く読んでください(笑)

民数記はシナイ山で律法を受け取ってからヨルダン川にたどり着く40年が書かれています。レビ記の名残で規定もちょいちょい出てきます。
エジプトから脱出した(出エジプト)イスラエル民が今何人いるのか数える記述があることから「民数記」と呼ばれています。

 

イスラエル12部族の誕生

舞台はほとんど荒野です。幕屋で儀式を執り行いながら信仰を深めつつあったイスラエル民は、神のご加護により滅びない保証を得ることに成功。そこでカナンの地を目指しつつ各地を占領しながら勢力を伸ばしていくことにしました。

各地を占領するに従って、ヤコブの息子たち12人が氏となる部族が誕生しました。モーセはこの12部族の人数を数えて記録に残しました。

1.ルベン族 =1男
2.シメオン族 =2男
3.ユダ族 =4男
4.イッサカル族 =5男
5.ゼブルン族 =6男
6.エフライム族 =11男 ヨセフの長男
7.マナセ族 =11男 ヨセフの次男
8.ベニヤミン族 =12男
9.ダン族 =7男
10.アシェル族 =10男
11.ガド族 =9男
12.ナフタリ族 =8男

3男のレビ族だけは祭司の仕事を任されたので、12部族には属さず人数を数えるなと神に命じられました。また、各部族の地区を定め、お互いに近寄ってはいけないとしました。

 

f:id:chichichan:20181222170252j:plain

約束の地カナンを見せられるモーセ

わがままだらけのイスラエル人

12部族の氏はそれぞれ決められた場所での生活をモーセに命じられましたが、行かない!というわがままな民が出てきました。
民が不平を言うと神が怒って火事を起こしました。民はモーセに助けを求め、モーセが神をなだめると火は消えました。都合のいい時だけモーセに頼る民、いい加減にしてほしいですね。モーセは忍耐強くて心の優しい人だったんだと思います。

民は「エジプトでは肉や魚、きゅうり、たまねぎ、にんにく、すいかを食べていたのになあ」と泣きました。食べ物は相変わらずマナ(神が降らせるパン)しかなかったのです。可哀そうに思ったモーセは「民に肉を与えてくれないか」神にと頼みます。一体どこまでお人よしなんだ!いい人すぎる!

すると神は民の人数を聞きました。モーセが60万人だと答えると風が起こり、どこからともなくうずらが飛んできたのです。民はうずらの肉を毎日食べましたが、民の卑しさを根に持っていた神は民の間に疫病を流行らせたのです。くぅ~~!中学生女子みたいなやり口です!民が裏切り続け、神が嫌がらせをし続ける。板挟みのモーセがストレスで過労死しないか心配です。

 

モーセと12部族の長(氏とは違う)はこれから向かうカナンの地を調査に行きました。するとカナンは既に強靭な部族が支配していたのです。それを聞いた民はカナンの地に行けないと知り大声で泣きました。ここまでしてくれたのに「モーセに着いてこないでエジプトで死んだほうがマシだった!」とさえ言いました。モーセがいたたまれません。
そんな中、族長の1人であるカレブが「カナンは素晴らしかった!神が私たちを受け入れてくれれば強靭な部族を恐れなくていい!」と前向きなことを言い導こうとしますが、民はカレブに石を投げて殺そうとしました。2歳か。

神は怒りを通り越し飽きれ悲しんで「なんでこんなに民は私を信じないのだ。私がカナンの部族を疫病で滅ぼし、イスラエル民を強い国民にしよう。」とモーセに言いました。
モーセも「神のお力や奇跡の偉業を再度民に伝えます。」と神をよいしょします。モーセうまいですね。サラリーマンだったら出世が早いタイプ。

そうして民はモーセとアロンに続いてカナンへと出発します。しかし底意地の悪い神は「荒野で私を信じないものは背いた罪でみんな死ぬ」と汚いマネをします。信仰させようと必死です。さらに神は「カナンに住みたいなら捧げものをしろ」と要求します。帝国軍人か。

 

モーセがついにブチぎれる

力を持つ者が増えると必ず対立が起こる。250人ほどのレビ族がモーセとアロンに逆らい始めました。モーセとアロンもレビ族の出身なのに、神と通ずるモーセを妬んだのでしょう。

カナンへの道のりの途中、意識の高い祭司(レビ族)がモーセに「神は個々の中にあるのに、なぜモーセが人の上に立ち指導するのか」とふっかけました。
モーセは「神がだれが指導者なのかを示す。レビ族は祭司の職を手にしたのに、まだ神に逆らうのか」と反論。
祭司は「モーセは私たちを荒野で殺そうとしている!!」と嘘八百を騒ぎ立て始めたので、ついにモーセの逆鱗に触れバチバチのけんかが始まったのです。このことからモーセは「レビ族に恩恵を与えないでください」と神にお願いをしました。

それを知った神は怒ってモーセとアロンに「レビ族から離れなさい!レビ族皆殺しだ!」と言いました。2人は「1人の罪で全員殺すのですか?」と少し冷めた感じで神をなだめます。神は「逆らっている首謀者のコラ・ダタン・アビラムを殺すので、他の民に離れるように伝えなさい」と命令しました。

モーセは民の前で「私の意志でなく、神の力によってコラ・ダタン・アビラムとその家族が死ぬので、よく見ていなさい。」と言いました。すると地面が割れて反逆の首謀者とその家族を飲み込んでいったのです。さらに神は火皿に火をつけ250人を焼き尽くして殺しました。えぇ~~~!!!神の気まぐれ怖い。

翌日、すべての民からモーセとアロンは「民を殺すなんて!!」責められました。そこに神が現れて神罰だと言って民を滅ぼしました。この時レビ族と合わせて約15000人もの人が死にました。えぇ〜〜〜!!なにが気に触れたの!

 

民数記は長いので前半はここまでです。イスラエル人があまりにも非道で言うことを聞かないので、神はヒステリックに怒り狂ってたくさんの人が死んでしまいました。
そのせいで民も疑心暗鬼になっています。ここからどうやってモーセに従わせカナンまで導くのでしょうか。
次回は「民数記・後半」です。

 

ストレスを操るメンタル強化術

ストレスを操るメンタル強化術

 

 

www.naminori.work

前回はこちら

www.naminori.work