関東日帰り穴場スポット、「鋸山・日本寺」に行ってきました。
日本寺では「地獄のぞき」ができるらしいのです。
天気は快晴、お友達の車に乗せてもらい 「鋸山・日本寺」に到着。
平日は駐車場も空いていました。
ノコギリ山という昔話に出てきそうな名前の山に、日本寺はあります。
ちなみに「にほんじ」と読みます。
MAPによると、地獄のぞきは頂上にあるようです。
階段が多そうなので張り切っていきましょう!
受付から入るとすぐに見えてくるのは、、
おおきな大仏様です。
なにやら左手に巨大どんぐりを乗せています。
調べてみるとこの大仏様は「薬師瑠璃如来」という大乗仏教の大仏様でした。その名の通り、病気を治す仏さまということで、手に持っているのは薬壺なのだそう。なるほど!
岩山から3年かけて削り出された大仏様は力強さがありますね。
大仏様のすぐ隣には「お願い地蔵尊」がいました。
あれ?なんだか・・・?
うわぁ・・・・!!
近づくとおびただしい数の小さい地蔵が・・・!
お地蔵さまがこんな、無造作に転がされていて大丈夫なのでしょうか・・・!
まぁ、いいか。
私も一体買いました。かわいいサイズです。
お地蔵さまの背中に自分の名前を書いて、お願いを込めて好きなところに置きます。
この小さなお地蔵さまも両手で玉を持っていますね。錠剤かな?
今年もたくさん旅行に行けますように・・・。
さ、どこに置こうかな。
置く場所がないほど敷き詰められているので、悩みますね。
う~ん。
校長先生風にしました。
さて、ここから階段を登ります。
風化して滑らかになった岩肌は生きもののよう。
岩でできたトンネルも冒険家になった気分で楽しいです。
歩道の脇にはたくさんの羅漢が並んでいます。
羅漢(らかん)というのは仏教において最高の悟りを開いた聖者のこと。
ここ羅漢エリアの千五百羅漢道では、お気に入りの羅漢を探す遊びが楽しいです。
本当に悟りを開いたのか疑わしい羅漢。その口は何だ。
ボディビルオネエ羅漢。小指が立ってる。
え・・・?
えーーーーーー!!顔!!
階段続きですが、楽しみながら歩けるのがいいところ。
時間も疲れも忘れてしまいます。
都内の近くにこんな幻想的な景色があったとは驚きです。
タイやベトナムの寺院に来たかのよう。
また不思議なものを発見。
「茫々たる宇宙人無数 幾箇の男児が是れ丈夫」
たくさんの宇宙人がいた中で男の子がたくましく育った、的なことでしょうか?全然わかりませんが、ああでもないこうでもないと、友達と意味を考えながら歩くのも楽しみのひとつです。
そんなこんなで開けた場所に着きました。
いつの間にかこんなに登っていたんですね。風が心地よい。
汗をかいていい運動になります。
他にも観音像があったり、池や神社や、朽ち果て感のかっこいい社殿があったりと、載せられないほど見どころはあります。
ほら~!こっちこっち!
岩に絡みついた樹木がラピュタの世界みたい。
さらに上に登るとありました!
地獄のぞき!!
私は高いところ平気ですがドキドキします。
お~~~~~い!!
ここーーー!!
手を振っているのが私です。
地獄のぞきは岩がせり出した崖の上にあります。でも柵があるので安心。見ているほうが怖いですね。
ここから下をのぞくと・・・・・
ひょ~~~、ちょっと怖い!!
地獄のぞきからの景色は、ぜひ自分の目で見てみてください!
帰り道、ひざはガクガクでしたが、一日の満足感で溢れていました。
また行きたいな・・・!
自然とお寺が好きな日本人は、日本寺を楽しめること間違いなしです。
見どころが多く、ちょうどいい運動になり、自然に癒され、写真映えもよし。
友達・カップル・家族で行ってもGOODなお出かけスポットです。
なんとかして行ってみてください!
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「鋸山・日本寺」
拝観料:700円
拝観時間:8:00~17:00
所要時間:ゆっくりみると2時間半~3時間
アクセス:都内から車で1時間半、電車で2時間
内房線「浜金谷駅」→ロープウェイ乗り場
内房線「保田駅」→表参道から参拝
※歩きやすい靴が◎
次回は私がずーーっと行きたかった神社、千葉県の玉前神社へ。
ここでは全国でも珍しい「ナミノリ守り」が手に入るのです!
では、ナミノリでした!