🐘たびっこ動物🐅

毎月プチ旅行

エルサレムを拠点にしたダビデ王〇旧約聖書「サムエル記Ⅱ・上」15

学びたかったことシリーズ「宗教」から旧約聖書を紐解いています。前回の「サムエル記Ⅰ」では、さばきつかさサムエルが初代王にサウルを任命しイスラエル国が誕生しました。しかしサウルは不誠実で、カリスマダビデが民の支持を得ていきました。今回は「サムエル記Ⅱ・上」です。ダビデが国王になるところから始まります。こちらは上中下に分けて書きたいと思います。

 

新王ダビデ

ダビデは戦場でサウルとその息子ヨナタンが亡くなったことを知りました。サウルは自害したと前回書きましたが、家来に自分の首をはねるようお願いしたそうです。ダビデはサウルの首をはねた家来に「一度神に認められた人を殺すなんてありえない!」と言い、殺しました。

その後神から「ユダ族の街ヘブロンに住め」とお告げがあったダビデはユダ族とともに住み、ユダの人々はダビデを王としました。一方イスラエル国では、サウルの軍にいた強靭な将軍アブネルが生き残りのサウルの子、イシュ・ボシェテ(4男)を新たな王に任命しました。

サウル家とダビデ家の戦いは長く続きました。サウル家ではアブネル将軍が実質的な力を強め、王とされるイシュ・ボシェテも恐れるほどになりました。ダビデは、ダビデの右腕と呼ばれる家来ヨアブと共に神の力で勢力を増していきました。

 

ある時アブネル将軍は勢力を強めたダビデに「私と契約すればイスラエル人の王とします。」と持ち掛け、取り入ろうとしました。ダビデはサウルの娘の元妻ミカルを連れてくるようにと条件を言いました。ダビデとアブネル将軍が手を結びかけたとき、戦場でアブネル将軍に兄弟を殺されたダビデの家来ヨアブが、彼を殺害したのです。

サウル軍のバアナとレカブの2人はいいところを見せようと寝ているイシュ・ボシェテの首をはねダビデのもとに持ってきました。それを見たダビデは「この正しいイシュ・ボシェテを寝床で殺すなんて、なんて卑劣なやつらだ」と2人を殺してしまいました。サウル軍にはヨナタンの息子メフィボシェテがいましたが幼い時から足が不自由だったため、もうサウル軍には王にふさわしい人はいなくなりました。

曲がったことが大嫌いなカリスマダビデには、自然と民が集まりイスラエルの王となっりました。やっとダビデが王になりました!ダビデは30歳で王となり、ユダ族で7年、エルサレムで33年、合計40年間王として民を治めました。

f:id:chichichan:20200317205344j:plain

 

ダビデの町

ダビデはシオン(現エルサレム)に城壁を建てダビデの町としました。現在もエルサレム旧市街地の外に遺跡として残っています。

ダビデはユダ族が保管していた「神の箱」をダビデの町に移そうとしました。家来が神の箱を運んでいる時、牛が暴れて箱を落としそうになったのを見て神は怒り、家来をその場で殺してしましました。それを見たダビデは神の箱を恐れて、ガテ人の家に仮置きすることにしました。ガテ人は神を正しく信仰したので神は祝福を与えました。それを見たダビデは、神にいけにえを捧げたり、上裸で踊ったりして怒りを鎮めました。それを見ていたサウルの娘ミカルは恋冷めてしまいましたが、モテモテのダビデはもうミカルなど気になりませんでした。

ダビデは神の箱を保管する杉の家を作ることにしました。神は神の箱を大切にする気持ちに嬉しくなり、「あなたが私のために家を建てるなら、ダビデの王国を永遠に堅く立つものにしよう。」と言いました。ダビデはさらに無敵になり領土を広げていきました。

ダビデは自分を助けてくれたヨナタン(サウルの息子)を慕って、サウル家のものが生きていたらヨナタンの為にも助けたいと、言いました。サウルの孫でヨナタンの息子にあたる足の不自由なメフィボシェテに土地と物を与えました。メフィボシェテはエルサレムに住み王と同じ食卓を囲みました。


ここで「サムエル記Ⅱ・前半」は終わりです。ここまでの登場人物を整理しました。

f:id:chichichan:20200318174612j:plain

サウルの一族が衰えダビデが王になりました。ダビデは世話になった人に手厚くする情深い男でした。しかし・・・そんな順風満帆に見えたダビデは、人生を転がり落ちることになるのです。次回からは「サムエル記Ⅱ・中」です。それではまた次回。

 

E05 地球の歩き方 イスラエル 2019~2020

E05 地球の歩き方 イスラエル 2019~2020

  • 発売日: 2018/10/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

www.naminori.work

前回はこちら 

www.naminori.work