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ダビデと息子アブシャロムの王権争い〇旧約聖書「サムエル記Ⅱ・下」17

学びたかったことシリーズ「宗教」から旧約聖書を紐解いています。前回の「サムエル記Ⅱ・中」では、ダビデが女に溺れ、ダビデの息子間で殺し合いが起きました。ダビデと和解したかに見えたアブシャロムですが・・・今回は「サムエル記Ⅱ・下」です。

 

アブシャロムVSダビデ

アブシャロムはダビデと別れヘブロンという町に行きました。なんとそこではアブシャロムがダビデを撃つ、謀反計画が進んでいたのです。アブシャロムの裏の顔が見えましたね。アブシャロムは計算高いの男ですね。ヘブロンをはじめ多くのイスラエル人は、女に溺れたダビデよりアブシャロムを支持するようになっていたのです。アブシャロムは勢いづいて王権を奪いにダビデのいるエルサレムへ攻め入りに出発しました。
その頃ダビデは、使いのものからアブシャロムの謀反計画を聞き、町のはずれに避難しました。

アブシャロムがエルサレムに到着するとダビデはおらずもぬけの殻でした。アブシャロムはエルサレムを占領しました。ダビデの家来フシャイは寝返ったふりをして王様の誕生だとアブシャロムの前で喜びました。
アブシャロムの優れた家来アヒトフェルが「ダビデのみを殺して家来と民を連れ戻してきます。」と提案しましたが、フシャイが「ダビデは歴戦の戦士です。アブシャロム自身が先陣を切って彼を倒した方が盛り上がりますよ!」とかぶせてきました。

アブシャロムに災いをもたらそうとした神の意向もあり、フシャイの案が通ってしましました。アヒトフェルは自分の案が通らなかったことで自殺してしましました。フシャイは急いでダビデに遣いを出し、「アブシャロムが攻める前にヨルダン川を渡って逃げてください!」と言いました。

ダビデはヨルダン川を渡り兵の準備をしました。アブシャロムがヨルダン川を渡ったところで迎え撃つ魂胆です。両者の戦いはエフライムの森で行われました。とても複雑な深い森で、殺される兵より道に迷っていなくなる兵の方が多いくらいでした。アブシャロムは森の中で枝に引っ掛かり木に宙づりになってしまいました。それを見つけたダビデの家来ヨアブに槍で心臓を刺され殺されました。ダビデはアブシャロムの死を悲しみました。憎いけど可愛い我が子、といった感じでしょうか。

ここまでの人物をおさらいしましょう。f:id:chichichan:20200319145244j:plain

イスラエルとユダの分裂

アブシャロムとの戦いを終えたダビデは戦意喪失していました。何もするにも気力がわかない、日中はぼーっと空を見つめるようになりました。家来から「ダビデ王はもう戦いに出ないでください。王が死ななければイスラエル人はあり続けるのだから。」と言われました。なんだかんだ信頼の厚いダビデです。

しかし、神の怒りはイスラエル人へと向かっていました。今回はなんにも悪いことしてなくない!?ダビデとアブシャロムが仲良くしなかったから!?神は変わらず独裁的です。
神はダビデに「ユダ人とイスラエル人の人口を数えよ。」と言いました。ダビデが数えるとイスラエル人が80万人、ユダ人が50万人いました。勘のいい人ならお気づきかと思いますが、ユダが独立し、イスラエルと分かれてきているのです。後に完全に分離しそれぞれに王が作られます。

神はダビデに災いを三択で出しました。それに対しダビデは「神は憐み深いので、神が決めてください。」と言いました。すると神はイスラエル人に疫病を流行らせ7万人が死んでしまいました。なんで!いきなり!どうして!!

ダビデは神に祭壇を作るように言われました。ダビデは神のためにいけにえをたくさん捧げると神の怒りは収まり神罰は止まりました。

 

ここで「サムエル記Ⅱ・下」は終わりです。謀反を起こしたアブシャロムは殺されダビデは悲しみの王となりました。こんな大変な時なのに、まーた神のイタズラが目に付くようになりました。
次回からは「列王記Ⅰ」です。かっこいい名前ですね。それではまた次回。

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